【映画レビュー】史上最凶の副大統領見参!『バイス』
映画の無料クーポンをいつ使おうか躊躇うオサトルーパーです。
今回は『バイス』をご紹介します。
若きディック・チェイニーは、退学処分を食らい、酒浸りの毎日。成績優秀な彼女・リンに尻を叩かれ、政界への道を志します。
そこで型破りの下院議員にして後の国防長官となるドナルド・ラムズフェルドから政治の裏と表を学んでいきます。
次第に権力の虜となったチェイニーは、大統領首席補佐官、国防長官を歴任し、遂にジョージ・W・ブッシュ大統領政権下の副大統領に就任します。
そして2001年9月11日、世界を恐怖に陥れたテロ事件が発生し…とあらすじはここまでです(笑)
何かと世界を騒がせたブッシュ大統領ですが、その副大統領がここまで恐ろしい人だったとは思いませんでしたね(笑)
しっかり情報収集し、目障りな敵は上手く片付ける…
迷いない行動力に脱帽しました。
ブッシュ大統領をはじめ、ラムズフェルド国防長官、パウエル国務長官、ライス国務長官など、お馴染みの人物が勢揃いで、当時のアメリカ政治を感じることができました。アメリカの近代史を把握されていると、より楽しめる作品だと思います。
ナレーションも時折入るため、置いてきぼりにされることはなかったですし、面白おかしく解説してくれたので、耳障りではなかったです。
出演は、『ダークナイト』『マネー・ショート 華麗なる大逆転』のクリスチャン・ベールさん。今作でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされました。
『メッセージ』『ジャスティス・リーグ』のエイミー・アダムスさん。
『ゲットスマート』のスティーヴ・カレルさん。
『コンフェッション』『月に囚われた男』のサム・ロックウェルさん。
『映画は別世界に行ける旅客機』
次回も私オススメの旅行券をお見せします。