【映画レビュー】働く女性を応援するのは定年を過ぎた心優しき男性!『マイ・インターン』
コンビニで買ったポップコーンとコーラで過去の作品を楽しむロングさんです。
さて今回は「マイ・インターン」をご紹介!
定年退職したベン・ウィテカーは、旅行やヨガ、中国語講座を受けたりと、誰もが羨む老後生活を送っていました。
しかし、まだ働きたいという気持ちが強いベンは、シニアインターンを募集していたファッション通販サイトを運営している会社に就職します。
その会社の経営者は、一児の母であるジュールズ・オースティンで短期間で会社を拡大させることに成功し経営者として順風満帆な生活を送っていました。
一方、若者だらけの職場に浮いていたベンですが、誠実で穏やかな人柄によって、社内の人気者になっていきます。
ある日、社内からジュールズの負担を減らそうと、外部からCEOを招いたらどうかという意見が出始めます。
更に私生活でも問題が生じ始め、ジュールズの気持ちが落ち込んでしまいます。
そこにベンが、温かい励ましをして彼女を応援するのですが…とあらすじはここまでにしましょう(笑)
女性が経営者の企業も当たり前になってきた現代。
女性ならではの障害や悩みを丁寧に描かれた作品です。
人生経験豊富なベンの一言一言が、女性のみならず、働く男性にも響きます。
出演は、「タクシードライバー」「アイリッシュマン」のロバート・デ・ニーロさん。
様々な映画で魅せる威圧感は、この作品では感じさせず、心優しきおじいちゃんになっていました。
経営者ジュールズ役には、「プリティ・プリンセス」「プラダを着た悪魔」のアン・ハサウェイさん。
キャリアウーマンと母親を両立する働く女性を見事に演じられておりました。
他に「マイティ・ソー」「リーサル・ウェポン」のレネ・ルッソさんが、会社専属のマッサージ師・フィオナを演じております。
監督は、「恋愛適齢期」「ホリデイ」といった恋愛ドラマを生み出したナンシー・マイヤーズ監督。
働いている皆様に、是非観ていただきたい作品です!
『映画は別世界に行ける旅客機』
次回も私おすすめの旅行券をお見せします。